自分のホームページをゆっくりいじる暇もなく、気がついたら年末になってしまった。
新年を迎える前に、いくらか振り返りを書き残しておきたい。
2023年のポイントは以下の3点だ。
①ついに大学卒業(修了)
6年間通い続けた北海道大学を修了した。
2016年、夢破れ不合格。その後浪人生活を送り、ようやく「学ぶ」ことの面白さを知れた。
2017年、念願の北海道大学(経済学部)へ合格。ついに地元を離れ、試される大地「北海道」へ。
長い憧れの先に進学できた北海道大学での時間はとても素晴らしいものだった。
楽しいことばかりではなかったが、(というか結構ハードモードだったが)
人間として成長するためには必要な経験をいくつも積めた。
まさに「試される大地」であった。
入学当初は4年間だけのつもりであったが、気づいたら大学院へ進学しており、余計に2年在学していた。
学部生の頃に知り合った先輩に院生が多く、自分も当たり前のように進学するとどこかで洗脳されてしまっていのか、学部4年生の就職活動は全く身が入らず、進学のことばかり考えていたように思う。
結果的にこの選択は大正解であり(結果論)、研究することの面白さを知る機会を得ることができ、就職先もシンクタンクとなって、予想外の道を歩むことができた。
あらゆる面で育ててくれた北海道大学。
本当に感謝感謝である。
北海道大学恵迪寮明治45年度寮歌「都ぞ弥生」5番に以下のような節がある。
朝雲流れて金色(こんじき)に照り 平原果てなき東(ひんがし)の際(きわ)
連なる山脈(やまなみ)玲瓏として 今しも輝く紫紺の雪に
自然の藝術(たくみ)を懐(なつかし)みつつ 高鳴る血潮のほとばしりもて
貴(たふ)とき野心の訓(をし)へ培ひ
栄え行く 我等が寮を誇らず
都ぞ弥生
私は恵迪寮生ではないが、北大生としてこの歌への誇りは持ち合わせている。5番の歌詞は、北大の魅力を詰め込んでいると思う。
札幌キャンパスが持つ自然、そこから見える自然、北大の教え、とあらゆる要素が詰まっている。
在学していたころは、特に何も思わなかったが、卒業して札幌を離れた今、この歌詞の意味をきちんと感じられるようになった。少しは大人になれましたかね。
現居住地と札幌とでは物理的な距離が開いてしまったが、北大関西同窓会に加入し、引き続き北大との関わりを持ち続けている。これからもどうぞよろしく。
②就職(シンクタンク)
ようやく就職しました。大学院時代にやっていたことを仕事にできています。
改めて公共性とは何か、社会課題解決とは何かなどのことを考えさせられながら、いろいろ取り組んでおります。職務性質上、書けることは多くありませんが、楽しくやってます。この話はまたどこか。
③結婚
これが個人的に一番のハイライトでしょうか。
大学院時代に知り合った方と結婚をした。これまで一人が当たり前だった自分に家族ができたということはまだ実感を持てていないが、日常の何気ない時間を共に過ごすことができているのは非常に幸せなことなのだと思う。
まだまだ新しい家族は始まったばかりであるが、これからの一瞬一瞬を噛み締めながら前に進んでいきたい。
まとめ
ストレスがそこまでなく、久々に純粋に楽しいと思えた一年だった。
来年は今年できなかったこと(研究活動系)にもう少し力を注ぎつつ、プライベートも充実させていきたいと考えている。
今年もこのホームページに辿り着いてくださった皆様、ありがとうございました。
良いお年をお迎えくださいませ。