ようやくリサーチペーパーが形になった。
もっとこうしておけばよかった、この要素を盛り込めばよかった。
といろいろな思いが駆け巡りながら、最後の発表会に臨んだ。
昨年学会発表でのプレゼンがうまくいかなかったときに、SNS上でこんな励ましをうけた。
「学会発表は決してショーではない。どこまでできて、なにができなかったのかを、他の有識者たちと議論できる場ですよ」
当時の自分は、この言葉に救われた。
何も完璧を持っていく必要ない。途中まででもいいから形にして、世に向けて発信する。
この行為こそが大切なのであると学んだ。
学会発表と学位論文を同列に考えるのはいささか苦情がきそうであるが、とにかく自分は小さな一歩、小さな貢献を果たしたのである。
このことに誇りを持つと同時に、次以降の研究では何ができるのかを切り替えて考えていきたい。
とにかく自分頑張った!お疲れさまでした。