大学院所感④

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大学院の科目を1日に5コマも受けるのはなかなかにキツイ。今週は集中講義が6,7限に入り、時間割がとんでもないことになる日が続出している。裏を返せば今週さえ乗り切れば…ということでもあるのだが。


大学院の科目は一つ一つの情報量の多さ、専門性の高さ等々で非常に集中力を要する。1個受けた後の疲労はそこそこある。さらにオンライン受講の場合はさらに疲労が蓄積される。そんな疲労を講義間の15分で癒すことはかなり厳しい。トイレ休憩と資料整理に溶けてしまう。。。

先輩の言っていた「キャップ制の絶妙な単位数設定」の意味が徐々に分かってきた。
キャップ制とは→単位の過剰登録を防ぐため,1年間あるいは1学期間に履修登録できる単位の上限を設ける制度。我が国の大学制度は単位制度を基本としているが,大学設置基準上1単位は,教員が教室等で授業を行う時間に加え,学生が予習や復習など教室外において学習する時間の合計で,標準45時間の学修を要する教育内容をもって構成されている。また,これを基礎とし,授業期間は1学年間におよそ年30週,1学年間で約30単位を修得することが標準とされ,したがって大学の卒業要件は4年間にわたって124単位を修得することを基本として制度設計されている。(参考:文部科学省資料)
とまあ、一つ一つの授業に集中しましょう、ということだ。
北大公共政策大学院は1年間で32単位と設定されている。→これが絶妙ってこと。

ただ全ての講義が楽しいという好循環にあるので、無駄な時間を過ごしているわけではない。本日から始まった「公衆衛生学」の集中講義は非常に面白かった。医学部の領域である。北大公共政策大学院は比較的多様性の高い場所だが、そうは言っても異分野の人から話を聞き、対話をすることの重要性を感じた。

明日は「8割おじさん」として良くも悪くも有名になってしまった、京都大学の西浦先生の講義だ。あらかじめ資料に目を通したところ、コロナ対策を時系列に沿って解説頂けるようで、非常に楽しみである。その時現場で何が起こっていたのかについて知る機会になればと思う。

激動の1週間はまだまだ始まったばかりだ。

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