2021年度前期終了(大学院所感11)

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あっという間?長かった?2021年度前期が終了した。

これまでの学生生活の中で最も「自分のため」に活動した期間であったように思う。
夏季休暇を迎える前に、きちんと前期の振り返りを書き残しておく。

新型ウイルスの感染拡大により、昨年度の大学はオンライン講義のみであった。大学院もオンライン講義が継続かと覚悟していたが、幸いにも対面講義、大学院棟の解放など、誰かと対話をする機会が常にある環境で過ごすことができた。オフライン講義とオンライン講義を並行して受けて思うのは、やはりオフライン講義の良さである。講義前、講義後の気軽な「雑談」ができること。そんな雑談から生まれる「閃き」や「新企画」。こういった点から、やはり人と向き合うことは重要であると感じた。

前期の最大の変化は、自身の企画を立ち上げ、動き回っていたことである。北海道の「道」計画は、見切り発車の企画であったが、予想を超える活動を行うことができた。北海道の「道」の歴史に着目し、これに関連する映像を撮ってみたい、という思いつきからスタートした企画は、自分が本当にやりたことを見つけさせてくれた。小学校の頃から、高速道路や鉄道などの社会インフラに興味を持っており、結局そのような話に関わることが自分のやりたいことだと気づかせてくれた。日本の社会インフラは、これから老朽化を迎え、整備・維持が重要となる。切迫した状況であるにも関わらず、社会インフラ自体への興味関心はそこまで高いとは言えない現状がある。多くの人が、社会インフラに興味関心を持ってくれるような活動を今後続けていきたいと思う。

学部時代にサイエンスコミュニケーションを学んだ。間の橋渡しという話には共感していたが、その時は「サイエンス」寄りの話が多く、どこかピンときていなかった。でも今ならわかる。自分が取り組みたい領域は、「技術」と「社会」の橋渡しなのだと。「テクニカルコミュニケーション」や「土木コミュニケーション」という言葉が自分には合っていると気づいた。特に前者は卒業論文でも取り扱った。そこまで深く踏み込めなかったが、取り組んでいて面白い内容であったことは間違いない。長い歴史を振り返っても、技術は人間にとって身近なものであった。時代問わず、あらゆる技術が発展していく中で、社会との接続は大きな課題になっている。自分はここに興味がある。「技術と社会」というテーマはどうやら一生のテーマになりそうだ。

これまでは、「どこかの組織の米田」だった。その組織の理念のために動いており、自分の理念が無い状態が続いていた。その結果として自分を見失うことになった。この状態から脱却し、「米田」だけで勝負できるようになるのが今後の目標である。前期はその前哨戦としての役割を大いに果たした。主体性を忘れずに後期も突き進んでいく。

社会を変えるならば、まずは小さくても自分から動いてみる。自分も社会の一部なのだから。
この言葉をモットーに後期も走っていこう。

明日から霞ヶ関でのインターンシップが始まる。
国の中枢がどのようになっているのか、きちんと体感したい。

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